読書記録を始めよう
半年前くらいからこのままボケーっと過ごしているのはアカン!ってことで仕事あがりにカフェ入って読書なりコーディングするなりするようにしたけど、それがなんとか今まで続いてきてる。
今までまともに文章を書いてこなかった手前、なかなかブログにも手を出すことはしてこなかったんだけど、いい加減それなりに書いていかないといつまでもやらんなーということで、読書とかの内容をちょこちょこと書いていこうと思い立った。
とはいってもそんなにしゃっちょこばった文章を書くつもりはない。めんどくさいし。続かないし。気軽に続けられるくらいがちょうどいいんだろうということで肩肘張らずに続けていけたらいいかな。
最初だし、とりあえず今読んでる本を挙げてみる。
ジョジョの露伴先生の元ネタの人。青空文庫でただで読める。昔からタイトルは知ってはいていつか読もうとは思ってたんだけどそのままズルズルと今年まで引っ張っていた。タイトルの努力論からするとかなり堅苦しい内容に思えるけど、当時(1912年)の一般人向けに書かれているせいか、結構やんわりと語られている印象。幸田露伴の著作はこれが初めてなので他の本でもそうなのかわからないけども、言い回しがかなり遠回しに入って主題に近づいていく形になっていて、結構特徴的な気がする。でも読みやすい。不思議。超訳本も出てるけど、文章を抜粋してるのでかなり趣が異なっている。内容自体もおもしろいけど、文脈の流れにもおもしろさがあるので歴史的仮名遣いと旧漢字に抵抗がなければ原著がおすすめ。
アナリシスパターン―再利用可能なオブジェクトモデル (Object Technology Series)
- 作者: マーチンファウラー,Martin Fowler,堀内一,友野晶夫,児玉公信,大脇文雄
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
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パターンといえばデザインパターンが一番有名だと思うけど、最近読んだエリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)に、やたらこのアナリシスパターンを読めよって書いてるので手にとって見た。デザインパターンは詳細設計レベルの話だけど、このアナリシスパターンはユースケースからモデルへの落し込みに使うパターンのようだ。パッと見た感じそこまで難しそうには見えなかったが、実際にパターンを理解しようとすると結構手間取る。ワケガワカラナイヨ状態なので、パターンを見つつクラス図やらオブジェクト図を書いたりしながら読み進めてる。おかげで全然進まない。
ちょっと前に読んだ 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門 でこの本を引き合いに出して、
現代文は論理的思考能力を問う教科
と書いてあったので、ほう、と思って惹かれて買ってしまった。ただ、読み進めてみると意外と面白い。受験対策の本なのだが、取り扱っている問題文も、言葉をどう定義するかというものばかりで、色々と考えさせられる。
Patterns of Enterprise Application Architecture
- 作者: Martin Fowler
- 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
- 発売日: 2002/11/05
- メディア: Kindle版
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これもパターン本。日本語訳されたものも出ているが、どうやら訳がひどいらしいので、折角だし訳しながら読んでみるかと数人で読み進めている。内容はタイトルの通りエンタープライズ・アーキテクチャのパターンについて。エンタープライズって言われてもピンとこないけど、序章読んだらファウラーたんも「良く分かんないよね」って書いてた。安心した。
うーん、書きすぎた。もうちょっとさっくり書きたい。
以上。